曇り空の朝には。

総合音楽家の日記です。

1年越しに、自分の書いた記事が"検索結果1位"になった話。

このブログは、思いついたことなどをサッと書いていくスタンスを取っていますが、自分の本サイトでは、割とガチで音楽制作にまつわるコラムを書いてます。自分が考えたコト、学んできたコトを惜しげもなく文章にしてます。

まだまだ少ないけど、今後も定期的に質の高い記事を書いていく予定。

(というか、まずマトモな音源をだね・・・)

 

そんな中、去年の3月に書いていた、コンプレッサーとリミッターに関する記事が、気づいたら「コンプレッサー リミッター 違い」という検索ワードで1位を取るようになってました。「コンプレッサー リミッター 」でも2位。

“コンプレッサー”と“リミッター”の違いについて | miur-us.com 音楽を創る。

なんで1年弱かけて、少しずつ順位を上げていってのことです。

コンプとリミッターは、エフェクターの話題の中でも、決して小さな話題ではないと思うし、1年はむしろ短い方で、自分としても快挙だなと思います。

 

このブログとは基本別物、という扱いではありますが、ここでこのページをご覧になってくれた方々に御礼申し上げます。m(_ _)m

やはり、今日のwebにおける評価指標というのは、Googleの検索結果の1ページ目に載るかどうかだと思うので。しかも1位!なんたる名誉!

 

しかし、この記事は何回か書き直してますね。

HTMLでテーブル表も作ってみたり。絵も挿入してみたり。

未だにもう少し良く出来るかな、とも思うけど。

コンテンツを成長させられるのが、webの良いところ。

少しずつ、少しずつと気長にやって行きますぜ。

 

文: ミウラ義幸

話題のiLoud micro monitorを試聴した![試聴レビュー]

大きな反響を呼んでいる、IK multimediaのiLoud micro monitorを試聴したので、そのレポートをまとめます。その感想としては、驚くほど良い!ぜひみなさん、一回試聴してみて!という感じです。

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*写真は公式ページより引用。 

 

はじまり

急遽しばらくの間、iPadを中心とした制作環境になる、というのもあり何かちょっとしたモニターがあればいいかなー、と考えていたんです。ヘッドホンだけだと問題なので。でそういえばiLoud monitorとやらが話題になってんじゃんと思い出して、急遽試聴を試みました。

突発的な思い付きだったのと、その帰りにせっかくだからブログで感想書くかって流れなんで、写真等は特には無いんですけども。都内の老舗、有名楽器店で試聴しましたよっと。

東京は神田の宮地楽器さんで試聴しました。丁寧に対応して頂きましたね。
公認店ということで、ik multimedia関連商品がたくさんありました。

名前出した以上は、買う時は宮地楽器さんで買わないかんね〜。

 

試聴してみて

ほんとに小さいんです。まず第一印象としてはとても小さい。余裕で片手で持てるサイズなのに、かなり低音がしっかり出てるという印象は、評判その通りでした。不思議です。lowは55Hzまで出ているようで、このサイズでは驚異的。

 

今回の試聴にあたり、Bluetooth接続ができるということだったので、スマホのほうにいくつか音源を入れて臨みました。
本体の背中にBluetoothボタンがあるので、それを押してスマホの方でBluetoothをオンにする、という手順ですぐ接続できました。

足元にあったのはMac Proですかね、でgrace designのm920というお高いインターフェースからアナログ入力に繋げていました。こっち側はYouTubeで確認しました。

 

音は物凄くくっきりしていて、広がりも奥行きもあります。どの位置にどの楽器があるかっていうのが目に見えるように聴こえます。(定位感が良い、というやつです。)
あまり大きな音は出しませんでしたが、0のポジションで十分な音量が出せますね。Loudというだけあるなぁ。

 

自分はメインのモニターはADAMのA7を使っています、ウチのルームアコースティックの問題もあるでしょうが、正直音はきめ細かさはこっちの方が上かもしれません。これは特に自作の音源を聴いて思いましたね。

後、当然宮地楽器さんには各種モニターが置いてあり、ちょうど横にかなり高級そうなモニターもあったんですが、小さな音量だとそんな変わりないようにすら思いました。(そのモニターは、開いてあったdawからの音を聴きました。)

上にも書きましたが、とにかく低音がしっかり出ます。変にブーストしてる感もないんですよね。あのサイズで808のキックの厚みをきちんと感じ取れるスピーカーは他にないんじゃないでしょうか?バスレフから空気砲がしっかり出てました。

 

技術的なことについて

小さなボディでこれだけクリアでラウドな音が出せるのは、内部におけるデジタル処理に秘密があるようです。

"その秘密は、内蔵された56-bit DSPによる位相、周波数特性のコントロールにあります。長年に渡るIK Multimediaのフィルター開発において培われた技術を基に、入念にデザインされたクロスオーバーの設定、ウーファー、トゥイーター、それぞれから発せられるサウンドが聴く人の耳に届くタイミングをコントロールするタイムアライメントの処理が、このDSPテクノロジーで実現されています。これまで小さなスペースでは不可能と考えられていた正確な位相、定位と、リニアな周波数特性を実現したのです。" 公式ページの説明より引用

ということで、現代のデジタルオーディオ技術の結集とも言えそうですね。

デジタル処理で補正、制御することで、あの音になっているんだなーと。

56bitすげー。とにかく聴けばわかります!

 

ドウデモイイコト

楽器の初心者の頃って試奏する時、凄い緊張するじゃないっすか。何弾こうか、頭が真っ白になったり。試聴でその現象起きましたね。
最初、youtubeで適当に聴こうかなーって思ったんですけど、何聴こうかな?って固まったり・・・あと舐められたくない!と思ってしまって変にカッコつけた選曲になりましたねー恥ずかしい(╹◡╹)まぁ各ジャンル聞きました。いい意味でクセがないので、ジャンルは選びませんな。

 

 最後に

とにかく実際に聴いてみて良かった!というかモニターは実際に聴いてみないとわかりませんからね。とにかく興味ある方は一回聴いてみるべき!

もう一回聴き直したいですね。持っていく音源が少し準備不足だったので。

 

単純なリスニング目的でも、かなりコスパのよいスピーカーじゃないかと思います。

そして、少なくともデモ音源制作、軽めの音楽制作についてはiPadとこれとiRigなどがあればもう十分なんじゃないかなぁ、という思いが強くなりました。以上!

 

IK Multimedia の "Syntronik"が熱いぞ! [ さきがけレビュー ]

昨年のMODO BASSの鮮烈デビューも記憶に新しいIK Multimediaから、またも大玉が!Syntronikの名のとおり、シンセサイザーの名器を集めたIKによるシンセ音源の集大成!とりあえず現時点の情報から考察を試みる記事!!

 [ 目次 ]

・IKがまた仕掛けた!
・ヴィンテージシンセ大集合!
・サウンドについて
・エフェクタ群がVMRっぽい
・現時点でのまとめ 

 

IKがまた仕掛けた!

Syntronikは一日遅れで知ったわけですが、素直に興奮しました。昨年のMODO BASSは購入して、現在もバリバリ使ってます。レビューも書いてます。こちらもよければ。

[ レビュー ] MODO BASSを本気で解説![ IK multimedia ] | miur-us.com 音楽を創る。

モデリングによるベース音源という時点で画期的でしたが、なによりクオリティが高く、話題性だけでないキチンと使い物になる音源だったわけで実際巷での評価は高いです。IK Multimediaはもっと評価されていいんじゃないか?と。そんなわけで、今回のこの新製品が発表されてIK Multimediaの勢い凄い!って感じです。

 

先日どうやらIKがまた何かやるみたいだ、という情報は小耳に挟んでいましたが、ここに来て本格シンセ音源とは思ってなかったですね。もちろんこれまでもシンセ音源(sample moogなど)であったり、あるいはSampleTankなどの総合音源は出していたし、実績がないわけではありません。

個人的にはSampleTank 2はPCをつかった音楽制作を始めたころに使っていたし、今振り返ってもいい音が多かったりと、いいソフトだったなと思います。

sample Tank 3は期待ほどの出来ではなかったみたいなことも聞かないわけではありませんが、いよいよ最新技術を投入してのシンセ音源刷新には期待は大きくなります。

(ちなみにSyntronikはsample tank3の拡張音源としても使えるようです。)

 

ヴィンテージシンセ大集合>!

というわけで、メインページやらを見ていきましょう!

※なにやら英語で表示されていますが、ちゃんと日本語ページあります。 

とにかく取り扱うシンセが多い!!

コピペしてみると・・・

Modular Moog, Minimoog Model D, Moog Voyager, Moog Taurus I, Moog Taurus II, Moog Taurus 3, Polymoog, Moog Opus 3, Moog Rogue, Realistic Concertmate MG-1, Multimoog, Micromoog, Moog Prodigy, Sequential Circuits Prophet-5, Sequential Circuits Prophet-10, ARP 2600, Oberheim SEM, Oberheim OB-X, Oberheim OB-Xa, Yamaha CS-80, Yamaha GX-1, Yamaha CS-01II, Yamaha SY99, Roland Juno-60, Roland Jupiter-8, Roland Jupiter-6, Roland Jupiter-4, Roland JX-10, Roland JX-8P, Roland JX-3P, Roland TB-303 Bassline, Alesis Andromeda, PPG Wave 2.3, ARP String Ensemble, Elka Rhapsody 490, Hohner String Performer, Roland RS-505 Paraphonic & Roland RS-09 Organ/Strings.

多い・・・ッ!圧倒的・・・ッ!! 

Syntronikには、丁寧にマルチ・サンプリングされたヴィンテージ・シンセサイザー / ストリング・マシン名機38機種のサンプルをベースにした、17のインストゥルメント、総計2,000種類以上のプリセット・サウンドが用意されています。(IK Mulitimedia JPより引用)

とのことでまぁただただ圧倒されます。

まるでヴィンテージシンセのミュージアム、とはまさしく!

 

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MODO BASSの時もそのユーザー・インターフェイス(以下、UI)の良さに感心したんですけど、Syntronikもいい感じの視認性で使いやすそう。どうしてもアナログシンセは、手で操作することを前提のつくりなので、UIをオリジナルのに寄せると、ソフトとしての操作性が落ちてしまうことがありますが、そこらへんも大丈夫そう。 

  

 

サウンドについて

こっから特に大事ですね。まず抑えておかないとなのは、実機のオシレータを丁寧にサンプリングし、アナログシンセにはなくてはならない4種類のフィルターモデリングによって再現するという、サンプル&モデリングのハイブリット音源だということです。

サンプルとモデリングを複合的に使うというのは、たぶんほかにもあったはずです。

例えばYAMAHAの電子ピアノのフラグシップモデルであるCP-1は、サンプル音源とモデリング音源をうまくあわせる事で、よりリアルなピアノサウンドを生み出す、SCM音源を搭載。

しかし、フィルタをモデリングで再現というのは聞いたことないですね。

たぶんないですよね?(モデリングをどう定義するかによりますが、回路レベルでという意味です。)

これはちょっと期待大ですね。

  

後はIK独自のDRIFT™技術ですかね。

アナログらしさを再現するための技術は、日々進歩しており続々と出てきたわけですが、最近のものは少なくと自分の耳には、十分の過ぎるクオリティになってますが、果たしてこれは・・・。

元の音はサンプルなので、どうなるのか?ってところではあります。 

 

エフェクタ群がVMRっぽい

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(画像は上記Syntronikのページより引用)

なんかミもフタもないタイトルですが。

VMRというのは、Slate Digitalによるプラットフォームで様々なエフェクタ(別売り)を差し込めるモジュール形式のプラグイン。無料のものもあったりコンソールエミュであるVCC Ver.2もVMR上で作動します。

単純に見た目がかっこいいんですが、Syntronikでもモジュール形式のGUIを採用しているようですね。モジュール形式のUIはVMRを皮切りに最近増えてますね。

エフェクター類の質に関しては、T-tracksAmplitube4由来らしいので、そのクオリティは折り紙つきですね。IKユーザーには馴染み深いモデルもちらほら。

隙はない。

 という感じでしょうか。

 

現時点でのまとめ

実機のマルチサンプリングということでやはり容量は大きいみたいですね。50GB以上ということで、そうなるとUSB版を買うのがいいと思います。

 

BFD3(ドラム音源)も50GBほどですが、USB版がかなり楽でした。光通信当たり前!といえども50GBをダウンロードするとなると大変ですんで。インストールにも時間かかりますからね。そんなに頻繁にやり直すということはないにせよ、使うまでに時間がかかってしまうのは避けたいところ。

(というかIKの場合、ダウンロード期間に期限があるようで、それを過ぎたら再ダウンロードには料金がかかるようで、尚更USB版がいいと思います。)

 

 

それ以外の懸念事項は特には見当たんないですが、とにかく音をちゃんと聴かないことにはわからないわけで。(デモサウンド聴いたんで近日追記予定)

 

でもヴィンテージ系アナログシンセ音源としては、ひとつの回答になりそうなんで、たぶん買います。実際買ったら本レビューしたいっすね。

  

VOCAL SYNTHでDAFT PUNKの"Doin' It Right"のリフを再現した動画について

VOCAL SYNTHDAFT PUNK"Doin' It Right"のリフを再現してみるっていう動画を上げたんですわ。 


[ iZotope ] VOCAL SYNTH でDAFT PUNKの"Doin' It Right"を再現!!

 

この曲が収録されているRandom Access Memoryは、

大人のテクノファンク、という感じで好きなんですが、この曲はかなり好きな方。

 

80年代風な曲で、この曲の特徴は、

ボコーダーでの『Doin' it right, everybody will be ~』というフレーズ。

 

これが全編にわたって延々と繰り返される。まさにリフ。 

ダフト・パンクはこれまでも、いろいろなアイディアを送り出してきたけど、

いまだにこういうアイディアを形にするのが、やはりすごい。

 

カバーというよりサウンド再現

VOCAL SYNTHというのは、iZotopeがちょうど去年出した、

ボーカル用のエフェクト・プラグイン。 

ちょっとこれを使って、再現してみようと思ったのがきっかけ。

 

まずボーカルを録らなきゃいけないけど、このフレーズはかなり難しい。

早口言葉みたいなもんだから。

 

で実際、出来てない!それなりに練習したけど。

 

トラックメイキングの前に!

というわけで、そのボーカルトラックに、VOCAL SYNTHをインサート。

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 プラグインとしては、わりと重い。

 4つのボーカル・プロセッサが搭載。

・polyvox    

  和音。ハーモニー生成
・compuvox

  機械スピーチを再現
vocoder    

  おなじみヴォコーダー
・talkbox    

   ボンジョビなどでおなじみチューブ付のエフェクター

 

 というわけで、一応ボリューム的には値段に見合う内容かと。

 で今回はvocoderとcompuvoxを使用し、重ねることでより厚いサウンドにしてみた。vocoderだけだと、少し物足りないし、compuvoxの音があっていた。 

 


ボコーダの仕組み

通常、ボコーダは、"キャリア""モジュレータ"があって、キャリア信号をモジュレータ信号で変化させる。

この場合、ポリシンセがキャリアで、ボーカルがモジュレータ。

シンセをボーカル音で干渉して、変調させる。


 

実際の使い方

シンセはミュートしたいけど、完全にミュートするとVOCAL SYNTHに行かなくなるので、プリ・フェーダーを使うことでフェーダーと切り離す。

こうすると送りつつも、フェーダーを下げることで音を出なく出来る。

これ大事!

 

で音造りだけど、とにかく感覚でやったので説明は難しい。

ただし、耳に痛くならないようにはした。

オリジナルと比べるとややキンキンしてるけどもね。

各パラメータの設定を極端にしないように注意。

 

で真ん中にMixフェーダーがあるので、ヴォコーダーは少し少なめに

二つのサウンドを混ぜ合わせたのだった。

 

エフェクターに関しては、フィルターはnew yorkとあるが、

おそらくmoogのフィルタをモデリングしたもので、通すだけで音が締まった気がする。でtransformはアンプだったりスピーカのシミュ。

軽く通すと、それっぽくなる。意外とタイプ多い。

今回はcreepというのが合っていた。

 

バックトラックについて

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TR-808のバスドラをベースに使うと言う、

もはや御馴染みの手法が使われているので、

MODERN SAMPLEpure808という

バスドラだけのサンプル集を使って再現。

他のドラムサウンドは、

Woodshed Audioというところの

サンプル集であるTastemaker vol.1というやつ。

それらをImpactという付属のサンプラーで鳴らしている。

 

シンセは全部、mai taiというStudio One 3の付属のソフトシンセ。

 

まとめ!

サウンド、フレーズ微妙な違いはあれど、ほぼほぼオリジナルと

聞き比べても、遜色はない出来にはなったのかなーと。

 

今回、使わなかったtalkvoxも、実はクラフトワークのカバーで活躍中。

 

あと単にヴォコーダの再現だけでなく、いろんなサンプルを使ったりして、

全体のサウンドのカバーも出来たので良かった!!

 

以上!

 

 

音楽制作用パソコンのHDDケーブルを変えたら調子良くなった [ PC不調 対策 ]

HDDケーブルとはマザーボードとつなぐためのSATAケーブル。

最近、パソコンの調子が悪かったけども、以前に

ケーブル変えたらよくなったことがあったので今回もやってみた。

 

ケーブルも劣化する。

デジタルだからこそ、ケーブルは大事だったりする。

これは決してオカルトな話ではないはずだ。

 

デジタルだから間違わないというわけではなく、

デジタルだからこそ間違えるし、しかし同時に

エラーが起きないような対策が張り巡らされている。

 

しかし、それらのデジタルエラー対策にも限界がある。

ケーブルに物理的な問題あると、エラーが増えて、

そのエラー防止、訂正の頻度も上がり

動作に支障をきたす。

 

ここでエビデンスは示さないし、示す能力もないけど

経験論的にも同意してくれる人は多いはず。

 

PC調子悪い時、原因がよくわからない時は、

ケーブル類を変えてみるのも一つの手かもしれない。

 

文: ミウラ義幸

 

 

最新トランジェント系プラグイン! Eventide "Fission" レビュー

Eventideによるトランジェント部分実音リアルタイムに分離させて、各々にエフェクトを掛けられる!という画期的なプラグインについてのザックリとした感想をまとめてみた!

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画像は公式サイトより引用

目次:

・FISSION登場!

・トランジェント系プラグイン 

・使い道について

・少し気になる点

・まとめ!

 

FISSION登場!

Transient(トランジェント)というのは、話せば少し長くなりますが、要は音のアタック部分で発生する瞬間的なノイズ音であり、音の輪郭を形作る上で聴覚上、重要な音成分です。大事ですが、かといって多すぎても耳に痛くなります。デジタル録音は時として正確すぎるので、そのようなことが起きます。

 

当然、実際の音程を司る実音部分とはくっついているので、コンプなどで潰したりはできますが、そこだけを調整するには専用のプラグインが必要です。いわゆるトランジェント系プラグインの出番です。

  

トランジェント系プラグイン

Sonnoxによる"TransMod"はTransient Modulatorということでトランジエントを強めたり、弱めたり出来ます。所有してますが、いろいろ便利なプラグイン。 

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 当然、Fissionは、これよりもさらに進化していないと困るわけで。

とりあえず最初はデモを試しました。一ヶ月デモれます。やっぱ一ヶ月くらい使ってみないとわからないですよ、何にしても。

 


新技術、Sturctural Effectsにより、ホントにリアルタイムに分離されます。

真ん中のSTRUCTURAL SPLITにて、分離具合が調整可。

楽器ごとのテンプレートも用意されていますので、スムーズに適応させられますね。

 

GUIもわかりやすくて、見たままです。悩むことはないでしょう!

 

シンプルな構造ゆえ、エフェクターのパラメーターもシンプルです。なんで内部のエフェクターだけでなんとかするというのは現実的でなく、ほかのプラグインと合わせて使うことになります。というってもかなりいろいろ出来ます。

 

使い道について

トランジエント調整だと、Transient Effect側でコンプを掛けたり、あるいはStructure SplitSmoothingをかけても出来ます。TransModのような使い方ならばこれだけで十分ですが、他にもいろいろトリッキーな使い方が出来そうです。

 

・それぞれに違ったコンプを!

当然音の性質が違うわけで、それぞれにあったコンプの掛け方をすることで、よりタイトなサウンドになります。これはまさにこのプラグインならでは!

・ドラムのピッチ変更。

アタックのバチッ!という音はそのままに、TONAL側でのピッチ変更でより自然に。

・より深い空間感を!

Transient側はディレイを、TONAL側はリバーヴを掛ける等。

・より自然なコーラスを!

個人的にはこれが一番好き。トランジエントを無視することで、より自然に。トランジエントにはコーラスがかからず、音の輪郭に支障を与えません。

 

とりあえずこんな感じですかね。

 

少し気になる点

サウンドや使い勝手などに関しては、すごい!

ただ各パート、エフェクターが一系統しか掛けられないこと。CPU消費量が若干多いことなどが懸念材料としてあげられますかね。なんたって新技術ですからね。

32bit 44.1kHz buffer256で、10%行くか行かないか、という感じ。

CPUに関しては、今後のアップデートで幾分か改善されるのかな?

 

まとめ!

地味なプラグインではありますが、間違いなく最新デジタルサウンドの方向性を指し示すプラグインではないかなと!もう手放せないっす。

アナログ録音、あるいはアナログ機材というのは、結果的に程よくトランジエントを調整してくれていたわけで、デジタルは意識的に調整する必要があるのではと思います。

デジタルは耳に痛いなんて、もう言わせない!

 

ハンス・ジマーに音楽を習おう!!Master Class にて

※実際に習い始めたので追記しました。

 

本人から学べる時代

Youtubeの宣伝で見て、今ものすごく気になってるのが、 

このハンス・ジマーによる通信教育講座。

 

ハンス・ジマーといえば、ここ数十年の映画音楽で、なくてはならない存在で

インセプション“シャーロック”とかダークナイトなどのビッグタイトルの音楽を担当。

  

で映画音楽だけでなく、ファレル・ウィリアムズ"Gust of Wind"

youtu.be

などの弦アレンジも担当するなど、幅広い活動を行っている人です。

 

やっぱ単純にいいんですよね、メロディというか旋律が。

音の厚みもすごいし、爆音映画館で聴いてみたい。

ただ弟子であろう人達も含め、映画やゲームの音楽がハンズ・ジマーっぽいのばっか、

という風潮なのも否めないですけどもね。でもかっこいいんで!!

やっぱ今、現役の映画音楽家といえばこの人でしょう。

あと映画音楽だとヴァンゲリスとかも好きっすね。やっぱシンセ!

 

で2017年初頭に開設ということなんで、そろそろですかね?

およそ一万円ということで、むしろ安いくらいもんで、始まったらぜひやってみたい!

当然英語オンリーで、英字幕くらいはあるかもしれないけど、こういう時にやっぱ英語ちゃんと勉強しなきゃなーって思う。 

一回登録すれば、動画は永続的に見れるだろうから、繰り返し見ればいいですけどね。

(一度購入したものはずっと見れるようです。) 

 

と同時にDeadmau5も講座を開いているようで、コチラも気になる・・・!

 

今はWebを通じて、いろいろ学べる良い時代。

というかガンガン学んでいかないといけない時代なんだな、と思う今日この頃。

 

追記!

4月に入り、開始になっていたので早速やってみました。

基本としては、やはり映画音楽が主題。

 

今のところ3分の1って所ですが、面白いですね。

前半なので、心がけとか映画音楽の仕事をする上での注意点とかが多いですけど。

 

それで思わぬ収穫が、ハンス・ジマーが使っているソフトシンセがわかったこと!

ご存知の方はいたと思いますが、u-hezebraというシンセ。

u-heはpro-oneの質の高いモデリングなどで、名前は知っていたんですがこれを機に今まさにzebraを試しています。

壮大な音もベーシックな音もこなせるシンセで気に入りました。

なにより軽いのがいいなぁ、と少しUIを含め操作、音作りはややこしそうですが、

慣れたら何でもできそうです。

 

と言う感じで、まぁゆっくり見ていこうかなぁと思います。

 

 

文 ミウラ義幸