曇り空の朝には。

総合音楽家の日記です。

最新トランジェント系プラグイン! Eventide "Fission" レビュー

Eventideによるトランジェント部分実音(Tonal)リアルタイムに分離させて、各々にエフェクトを掛けられる!という画期的なプラグインについてのザックリとした感想をまとめてみた!

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画像は公式サイトより引用

 

FISSION登場!

Transient(トランジェント)というのは、話せば少し長くなりますが、要は音のアタック部分で発生する瞬間的なノイズ音であり、音の輪郭を形作る上で聴覚上、重要な音成分です。大事ですが、かといって多すぎても耳に痛くなります。デジタル録音は時として正確すぎるので、そのようなことが起きます。

 

当然、実際の音程を司る実音部分とはくっついているので、コンプなどで潰したりはできますが、そこだけを調整するには専用のプラグインが必要です。いわゆるトランジェント系プラグインの出番です。

  

トランジェント系プラグイン

Sonnoxによる"TransMod"はTransient Modulatorということでトランジエントを強めたり、弱めたり出来ます。所有してますが、いろいろ便利なプラグイン。 

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 当然、Fissionは、これよりもさらに進化していないと困るわけで。

とりあえず最初はデモを試しました。一ヶ月デモれます。やっぱ一ヶ月くらい使ってみないとわからないですよ、何にしても。

 


新技術、Sturctural Effectsにより、ホントにリアルタイムに分離されます。

真ん中のSTRUCTURAL SPLITにて、分離具合が調整可。

楽器ごとのテンプレートも用意されていますので、スムーズに適応させられますね。

 

GUIもわかりやすくて、見たままです。悩むことはないでしょう!

 

シンプルな構造ゆえ、エフェクターのパラメーターもシンプルです。なんで内部のエフェクターだけでなんとかするというのは現実的でなく、ほかのプラグインと合わせて使うことになります。というってもかなりいろいろ出来ます。

 

使い道について

トランジエント調整だと、Transient Effect側でコンプを掛けたり、あるいはStructure SplitSmoothingをかけても出来ます。TransModのような使い方ならばこれだけで十分ですが、他にもいろいろトリッキーな使い方が出来そうです。

 

それぞれに違ったコンプを!

当然音の性質が違うわけで、それぞれにあったコンプの掛け方をすることで、よりタイトなサウンドになります。これはまさにこのプラグインならでは!

ドラムのピッチ変更。

アタックのバチッ!という音はそのままに、TONAL側でのピッチ変更でより自然に。

より深い空間感を!

Transient側はディレイを、TONAL側はリバーヴを掛ける等。

より自然なコーラスを!

個人的にはこれが一番好き。トランジエントを無視することで、より自然に。トランジエントにはコーラスがかからず、音の輪郭に支障を与えません。

 

とりあえずこんな感じですかね。

 

少し気になる点

サウンドや使い勝手などに関しては、すごい!

ただ各パート、エフェクターが一系統しか掛けられないこと。CPU消費量が若干多いことなどが懸念材料としてあげられますかね。なんたって新技術ですからね。

32bit 44.1kHz buffer256で、10%行くか行かないか、という感じ。

CPUに関しては、今後のアップデートで幾分か改善されるのかな?

 

まとめ!

地味なプラグインではありますが、間違いなく最新デジタルサウンドの方向性を指し示すプラグインではないかなと!もう手放せないっす。

アナログ録音、あるいはアナログ機材というのは、結果的に程よくトランジエントを調整してくれていたわけで、デジタルは意識的に調整する必要があるのではと思います。

デジタルは耳に痛いなんて、もう言わせない!

 

ハンス・ジマーに音楽を習おう!!Master Class にて

ひとまず一通りのビデオを修了したので総合的なレビューを追記しました。貴重な体験ではありました。

 

本人から学べる時代

Youtubeの宣伝で見て、今ものすごく気になってるのが、 

このハンス・ジマーによる通信教育講座。

 

ハンス・ジマーといえば、ここ数十年の映画音楽で、なくてはならない存在で、インセプション“シャーロック”とかダークナイトなどのビッグタイトルの音楽を担当しているので知る人ぞ知る御方です。

  

で映画音楽だけでなく、ファレル・ウィリアムズ"Gust of Wind"

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などの弦アレンジも担当するなど、幅広い活動を行っています。

 

やっぱ単純にいいんですよね、メロディというか旋律が。

音の厚みもすごいし、爆音映画館で聴いてみたい。ただ弟子であろう人達も含め、映画やゲームの音楽が最近ハンズ・ジマーっぽいのばっか、という風潮なのも否めないですけどもね。でもかっこいいんで!!

やっぱ今、現役の映画音楽家といえばこの人でしょう。

あと映画音楽だとヴァンゲリスとかも好きっすね。やっぱシンセ!

 

で2017年初頭に開設ということなんで、そろそろですかね?およそ一万円ということで、むしろ安いくらいもんで、始まったらぜひやってみたい!

全部で31本ほどの動画による講座になっています。

当然英語オンリーで、英字幕くらいはあるかもしれないけど、こういう時にやっぱ英語ちゃんと勉強しなきゃなーって思う。 

一回登録すれば、動画は永続的に見れるだろうから、繰り返し見ればいいですけどね。

(一度購入したものはずっと見れるようです。) 

 

と同時にDeadmau5も講座を開いているようで、コチラも気になる・・・!

 

今はWebを通じて、いろいろ学べる良い時代。

というかガンガン学んでいかないといけない時代なんだな、と思う今日この頃。

 

追記!

4月に入り、開始になっていたので早速やってみました。基本としては、やはり映画音楽が主題。

 

今のところ3分の1って所ですが、面白いですね。

前半なので、心がけとか映画音楽の仕事をする上での注意点とかが多いですけど。

 

それで思わぬ収穫が、ハンス・ジマーが使っているソフトシンセがわかったこと!

ご存知の方はいたと思いますが、u-hezebraというシンセ。

 

u-heはpro-oneの質の高いモデリングなどで、名前は知っていたんですがこれを機に今まさにzebraを試しています。壮大な音もベーシックな音もこなせるシンセで気に入りました。なにより軽いのがいいなぁ、と少しUIを含め操作、音作りはややこしそうですが、慣れたら何でもできそうです。

 

と言う感じで、まぁゆっくり見ていこうかなぁと思います。

 

通しての感想

まずはテーマとしては、まず映画音楽はどう作るべきか?という部分重点が置かれており、より立ち入ったインタビュー集という感想になります。

自分の貧弱な英語力からすると、ドイツ系であるハンスのスピーキングはかなり聞き取りにくいです。なので何度も見直そう!という感じなので、聞き漏らしている部分は多分にあると思います。全体的に具体的な技術論などは比較的少なかったように思うので、純粋に音楽そのものを学びたい、という姿勢からすると少し不満もなくはないですが、今なお映画音楽の最先端にいる人の体験に基づく貴重な話を聴くことが出来るということで非常に勉強になりました。

ネットには悪い部分もあるかもしれないですけど、やっぱこういうことが出来るのはネットのおかげですよね。留学なんてしなくても学ぶことが出来るわけですから。

個人的には好きな映画『ダークナイト』のサントラ制作秘話なんかも聞けたので、映画音楽ファンにとってもいい講座だと思います。

 

文 ミウラ義幸

iZotope "10 Tips for Creating Better Mixes" の感想 [ Week 2: Balancing like a music lover, not like an engineer ]

iZotopeによる新春企画の二週目。かなり本質的な話が出てきます。

というか今、3週まで見ましたけど、たぶん全部基本的なことであり、

かつ実践するのは難しいヤツですよね。言うのは簡単だけどっていう、アレ。

  

 

さて二週目のビデオは、3番目の豆知識だけで構成されています。

 

既にタイトルに出てるように、

“エンジニア”ではなく、

“ミュージック・ラヴァー”として

バランスをとれ!

 

という内容でした。

 

一週目はMix前の下準備で、今週からいよいよ実際の作業に移るわけです。 

とりあえずプラグインを使わず、まずはザックリとしたラフミックスを施そう!という流れのようです。

 

バランスというのは、mixにおける各楽器の相対的大小関係です。

基本的にそれをどう設定するかは自由なわけだけども、

どうしても無難なバランスにしてしまいがち。

 

自分の好きなバランスでいいんだよ、聴いてかっこよければいいんだよ。

言うのは簡単だけども、そうやりつつもきちんとMixを成立させるのは難しい。

 

レヴェルメーターとかFFTメーターを見ながらといっても、

やっぱいろんな楽器ごとに特性が違うから、あてにならん部分もあるわけで。

最後はやっぱり自分の感覚を信じる!とならざるを得ないわけです。

というかメーター類は人間の感覚をそのまま反映した作りになってないし、最終的に聴くのは人間ですんで。

  

もちろんあまりに自分の好き勝手やるんじゃなくて曲を

どう解釈するんだっつうことが絡んでくるわけで、そこを含めてのって話だと思います。

 

というわけで、三週目の動画の感想も近々。

 

 

文: ミウラ義幸

 

 

 

iZotope "10 Tips for Creating Better Mixes" の感想について [ Week 1: Developing good mix habits ]

 

Neutronの衝撃も記憶に新しいiZotopeによる新春企画。

『いいミックスを作り出すための10個の豆知識』の感想をまとめます。

 

 

申し込みだけして忘れていたけど、三週目のメールが来て思い出した。

というか一週目と二週目のメールきてないっぽいんですけど・・・。

 

 

www.izotope.com

 

今からでも登録可能。メールのアドレスからアクセスする方式みたいです。もちろん英語だけだけど。

でもyoutubeの動画には普通にアクセスできるっぽいすけどね。

 

iZotopeのスタジオで実際の作業と、二人のホストによるトークを交えつつ、

よりよいミックスを行うための10個の秘訣をタダで教えてくれるとな!

 

とりあえず各回ごとに簡単な内容のまとめと感想を記していけたらな、と思っとります。

 

というわけで一回目の動画を見た。

 

内容としては、ミックスを始める前の下準備、という感じ。

 

一回目のビデオには、二つのTipsが紹介されていた。

 

 

・その曲の構造を見極めろ!

・自分のミックスがやりやすいように、作業環境を整えるべし!

 

 

だいぶ意訳がはいってますが、こんな感じでした。

貧弱なリスニング力なんで参考程度で。

 

まず送られてきたセッションファイルを開いて最初にすることは

聴くこと!

 

当然ながらその曲がどういう構造をもっているか?

ということを理解しないと始まらない。

どういうサウンドか、各楽器の細かいフレージングなども確認。

必要ならばメモ書き出したりもした方がいいよ、的な内容。

 

 

二番目は正に事務作業的内容。

でもこれが意外と大事。

 

ミックスを始める前に、トラック並び替えたり見やすくしたり

必要なら各オーディオクリップの編集など。

したごしらえ、下準備ですな。

  

とまぁ実際ミックスやってる人には当然のことだろうけど

とても重要なTipsでした。

 

 

文 ミウラ義幸

 

 

 

 

Pioneer "Toraiz AS-1 Monophonic Analog Synthesizer"が気になる。NAMM 2017 観察記 2

 時差を考えれば、NAMM 2017ももう終わっている頃なんだろうか。

"REV2"について書いたけど、もう一つ気になったのがあった!

 

たぶん毎回DSIのデモやっている人かな? 

youtu.be

この動画は、その人が"REV2"についてのインタヴューを受けているものなんだけど、なんか横にあるんですよね。まぁ軽く説明するんだけど。最初はよくわかってなかったけど、よくよく見たらワクワク感ハンパーねー新作シンセだった。

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画像はPioneer公式サイトより引用

 

それがこのPioneerによる Toraiz AS-1 Monophonic Analog Synthesizer

Toraizと言えば昨年発売されたPioneerによるサンプラー"SP-16"で、

Dave SmithとのコラボでDSIのアナログフィルターが搭載。

 

シーケンサーのボタンからしてもAIRA TR-8を意識してるわけで、

今回いよいよTBっぽいのが来ちゃったよ・・・。

 

しかもDSI Prophet6と音源同じ!

 

でメタリックな造りっぽいっすね。

ノブもDSIのとは違って頑丈そうだー!(個人の感想です。)

 

そんで実売は5万くらいかな。いいかもしんない!

 (国内価格は59,800円だった。うん、まぁ。)  

それにしても公式トレイラーだけどDave Smithがほぼ前面に押し出されているなー。

DSIから出されているかって思うくらい。実質的にDaveのアイディアが主なんだろうか。自由にやってますよね。

  

これは世界中でヒットするんじゃあないかなー。

 

ただひとつ気になったのはLFOノブがロータリーコンバーターっぽいこと。

LFOはこの手のタイプの機材ではしょっちゅう弄るだろうから、

可変抵抗器の方がいいと思うんだけども・・・。

 

それ以外は後発ものだけあって洗練されている気がする。

  

REV2は無理でも、これは普通に欲しい・・・。

 

 

 

Dave Smith Instruments REV2が発表!! [ NAMM 2017観察記 ]

 Dave Smith Instrumentsによる、

アナログサウンド再評価の旗手のリメイク!

 

※著者はDSIのProphet12 module 所有。

  

NAMM 2017が始まってますね。

いつも思うけど、行きたいなって。絶対楽しいじゃん。

ネットを通じてここ数年、毎回いろいろ見てるけど必ず何かしらありますからね。 

ドイツの音楽雑誌?による演奏音声のみのデモ。これが一番わかりやすいかも。

 

そんなわけで、とりあえず気になったのはこのDSIによる"REV2"

REVというのは、Revision(改訂版、修正版などの意)から来てる。

どうやらProphet'08の新ヴァージョンらしい。

08も発売から10年ということで、最新技術で蘇らせるとのこと。

 

 

思えば08は、近年のアナログサウンド再評価において一翼を担った存在。

多くの音源、アーティストに使われてきたわけで、

上の動画でも名前が挙げられてるけど、

トム・ヨークレディオヘッドレディー・ガガやDeadmau5

ジェイムス・ブレイクピンクフロイドなどなどと豪華だ。(一部抜粋)

 

ホントにベテランから若手まで、

という感じで一時代築いたモダン・クラシックな一台。

 

自分も買うかどうか迷ったなー。結局、みんなに使われすぎてるからっていう中二的判断で買うことはなかったんだけども。P12もけっこういいっすよ。

   

 早速サンクラにデモがアップされてる!

やっぱ良いなー。06も出ましたけど、08系の方が現代的といえばそうなのかも。

 

 

08と違う点は大きくはフィルター。70年代80年代のアナログポリの主流である

カーティス・フィルターを搭載とのこと。

 

 

あとは16ポリってことか。

多いな!

 

08は8ポリということだったんで単純に2倍して16ポリなのかな。そんなに必要あるか?という意見もあるだろうけども、だけど同じ音を少しデチューンさせて厚みを出したり、違う音色を重ね合わせたり、違うシンセをスプリットで弾き分ける!

という感じで自由度が上がるんで、無駄にはならない!

あればあるだけ使い道はあります!

 

P12も12音で多いかな?って思ったけどいろいろ使い道あったし。

bi-timbral operationということで、レイヤー2つってことですかね。

8音+8音という解釈も出来ますね。

 

あとはPoly Step Sequencing!

64ステップになって、ステップ毎に6音鳴らせる?レイヤー毎にシーケンサー使い分けられる?モジュレーションにも使える?

しかもそれを4トラック×16ステップで各々使える?

わからん!

 

要はかなり自由度の高いシーケンサーということだ!と。

やっぱ使ってみないとわかんない部分もありますからねー。

 

気になった点はこんな感じですかね。要するにパワーアップ版ですね。早い話。あとUSB対応もユーティリティ的には重要な変更点。 

 

で、値段がどうなるか?ってことですよね。08はポリシンセとしては比較的手軽だからこそのヒットだろうし、値段も倍になったら・・・。

 

(22日追記)

海外の通販サイトで確認したら、定価で2199ドルでした。今のレートだと24万円ってところでしょうか。国内価格だともう少し上がるかも。うーん、まぁ妥当なところなんですかね。P6のおよそ半分。うーむ。(比較的)廉価ポリシンセ、という立ち位置は変わらない、ということでしょうね。

  

というわけで金さえあればいくらでも欲しくなるDSI製品。

REV2も買わない(買えない)だろうけど、楽しみではありますね。

 

 

studio One 3付属のMai Taiでプロフェット風のパッド音作り方について

動画にしてみたり。 

これで十分だよ!っていう酸っぱい葡萄理論で凌ぎます。

 

ではまた。 

 

 

文: ミウラ義幸

 

 

Youtubeチャンネルのこと。MODO BASSの動画とか。

 

このブログはわりと放置気味だったので特に書いてなかったけど、

Youtubeでチャンネルを開設してます。

 

www.youtube.com

 

まだまだ動画は少ないけども今後増やしていく予定。

 

基本的には、音楽について。

自身の音楽も上げて行く予定だけど

総合的な内容にしたいので、音楽制作にまつわることなら何でも!

という気で準備中。

 

総合的な音楽力を活かしていきたいなぁって。

 

 

特にジャンルを限定することなく、どんな音楽スタイルの

人が見ても役立つような作りにはするつもりです。

 

そんで少し動画について紹介すると、

今のところはやっぱMODO BASSに関する動画をぜひ見てほしい。

 

youtu.be

これは12月に発売されてすぐ上げたものだけど、

我ながらMODO BASSのルート弾きの実力を端的に表現できてるかなと。

 

 

youtu.be

こないだはStudio One3付属のMai Taiという

アナログモデリング系のソフトシンセでウォーム・パッドの作り方の動画をアップしてみたり。

これは単にシンセ自身の設定だけでなく、DAW上のテクニックだったり、

プラグインの使い方を含めた内容になっているんで、より実践的にはなってるはず。

 

 

正直、Youtubeなんてレビュー動画なんていくらでもあるけども

やるにしてもよりリアルな、実のあることをできていけたらと思ってます。

 

なんで良ければチャンネル登録よろしくお願いします!!

 

 

現時点での次回の動画はサンプラー使ったトラックメイキングについて!

いろいろやるんで、よろしくっす!