曇り空の朝には。

総合音楽家の日記です。

あなたの望む、日野ビンタ問題の着地点ってどこなの?

大前提として、暴力は問題だし、手を出した側が圧倒的に悪い、ということ。そしてジャズは好き勝手やっていいものではないということ。

 

最初聞いたときは殴らないと止められなかったって、マイルス・デイビスなら睨み付けて黙らせてただろうなーとか思ってたんだけど、その後いろいろ読んだりして、実際の状況を掴んでから考えたことについて。 

 

中学生も悪いにしろ

個人的には、殴らないと止められなかったということは正直舐められているということで、それは大人側の指導力のなさを問われてもしょうがない。あるいはドラムを叩いてハイになりすぎてしまったのかもしれない。狙ってやったのなら大物かも。

そしてそもそも中学生なんてアホなんだから、少年を責めてもしょうがない。

 

目には目を

でネットでは非難、擁護やらが飛び交っているけども、自分が思うのは、 

犯した罪に対する適切な分量の罰というものがあるだろ

ってことなんですわ。

もし日常的に体罰が行われていたとしたら、それは絶対に逮捕されて法的な罪に問われるべき。だけど、同じ暴力であっても、ハプニング的に起こってしまったことに対して、どこまでの処罰を望むの?と思うわけで。

 

子供を殴る親

殴った以上、悪いのは殴った方が悪いし、相手は保護すべき中学生なんで、それは批判すべきだ。公衆の面前で起こってしまったことも含めても。だから、全面的に擁護することはできない。

 

けど当日の慌しい現場の中で、少年が予期せぬ暴走をしてしまい、それを止めかねて、つい殴ってしまった、というのは同じ暴力であっても、なかば事故というか、良くはないけど、そこまで叩かれることか?とも思うわけで。正直ビンタじゃなくても良いじゃん?っては思う。日野氏も舐められていると感じたのかもしれない。

 

そこで、必死に叩く人達に問いたいのは、ついカッとなって子供を殴らない親っていないの?ってこと。もちろん虐待は犯罪であって別問題。

自分は子供のころ悪いことして親に殴られましたよ、でもそれを今訴えようとかは思わない。親子関係、あるいはそれに近い関係なら暴力が許されるのか?といったら許されない。自分は親に殴られたことを納得はしないけど、恨みもしない。

そういう着地点を許さないんですかと問いたい。

 

音楽に絡ませるな

ジャズ、音楽観に絡めること自体がおこがましくて、起こしてしまったことに対して、罰があるべきなのは当然。ジャズは自由なんだから、とかいうのはアホです。

むしろガチガチだわ!!だからそこを教えきれなかった大人の責任。

 

着地点はどこ?

本人もやりすぎたと言っているし、今回の報道を含め、社会的制裁も受けた。中学生自体も場を壊すような演奏を反省している。両者がちゃんと話し合いをして、まぁ示談というか解決してる。もし納得していないのなら訴えでも起こせばいい。今回の件について納得できない方々は、件の中学生の親御さんにぜひ民事訴訟でも何でも薦めてみてはどうでしょうか。

 

文: ミウラ義幸